50mプールもおススメ!安い広いきれい『世田谷区立総合運動場温水プール』
大蔵運動公園内にある世田谷区営のプール施設。1年を通して温水プールに入ることができます。施設がとても綺麗で、プール、更衣室とも清潔感があります。広くて天井が高いので開放感もあります。ガラス張りなので混み具合もわかります。
<目次>
プール
・50メートルプール(水深1.3~1.4メートル)
・25メートル(水深0.9~1.0メートル)
・幼児用(屋内外)(水深0.3~0.5メートル)
・ジャグジー
50メートルプールが希少で、本格的に泳ぐ方にも満足と思います。25メートルプールは水深が浅めなので小学生にぴったり。幼児用は中と夏場は外も開放されます。夏場に外で日焼けしている方も。ジャグジーはせまいので、空いた時を見計らって利用しましょう。
びっくりしたのが、50mプール側にある奥のトイレ。用を足した後に出入り口で両脇から自動で温かいシャワーが!非常に清潔な仕組みだと思いました。
料金
大人 :1時間260円、2時間520円、超過30分毎130円
小中学生:1時間 80円、 2時間 150円、超過30分毎 40円
幼児 :無料
幼児は入口より入ってすぐの受付のところで氏名等を記載すると無料券をもらえます。
非常にリーズナブルですよね。お父さんの財布にやさしい値段設定。
その他の情報
- 注意事項としては、水泳帽を必ず着用です。あと、子供を連れて行くときの注意点として、小学校3年生以下は保護者(高校生以上の家族またはこれに代わる方)の付き添いが必要で、保護者1名につき2名までなので注意してください。またおむつがとれていない場合は入場不可です。
- 浮き輪は使用できませんが、ヘルパーやビート板は無料で借りられますので、幼児でも25メートルプールで遊べます。
- 泳いだ後はなぜかお腹が空く。。施設内2Fにおいしいレストランがありますし、向かいにコンビニ(ローソン)もありますので食料も調達できます。砧公園も近いので、公園でのんびりすることもできますよ。 レストランは「レストラン赤坂クーポール」で、カレーとオムライスを食べましたが美味しかったです。
- 2020東京オリンピック開催のため、2020年7月13日~8月15日は利用休止だそうです。大蔵運動公園が、アメリカ選手団のキャンプ地になるからなのですが、世田谷区はアメリカ合衆国のホストタウンなのだそうです。ホストタウンとは、オリンピックを契機に地域の活性等を進め、参加国との人的・経済的・文化的交流を図ることを目的としているそうです。何かボランティアでもいいからオリンピックに貢献してみたいです。
- 夏期はここの室内プールの他に、「大蔵第二運動場 屋外プール」(入場料別)があります。ウォータースライダーや流れるプールがありますので、エンタメ系はこちらがおすすめ。但し、設備はちょっと古めです。夏休み期間なので非常に込み合いますので、早めに行かれることをおすすめします。
アクセス
電車の駅から遠く、バス停からも少し歩くので、車が便利。近い方は自転車も。大蔵運動公園の駐車場があり、大会等が開催されると混みますが、たいていは停めることができます。満車の時も入口手前で待つ車列スペースがあります。(ただ一度入口手前まで入るとやめて出にくいので気を付けてください。土日祝日は案内の人がいます)
バス
成城学園前駅~都立大学駅北口(都立01)
二子玉川駅~成育医療研究センター(玉31)
二子玉川駅~美術館(玉32)
⇒「区立総合運動場」下車
成城学園前駅~渋谷駅(渋24)・等々力操車場(等12)・用賀駅(用06)
調布駅南口~渋谷駅(渋26)
⇒「成育医療研究センター前」下車徒歩5分
⇒「NHK技術研究所」下車徒歩7分
公園駐車場
営業時間 6:00~21:30
収容台数 119台
駐車料金 30分100円
基礎情報
広さ:★★★★☆
駐車場:有
トイレ:有
所在地:〒157-0074 東京都世田谷区大蔵4丁目6−1
遊び方無限大!まさに子供の楽園『こどもの国』in 神奈川県横浜市
神奈川県横浜市にある子供のための遊び場。一日では回り切れない程広く、乗り物、遊具、イベント等も充実しています。
こどもの国は何回も行っていますが、今回は電車で行きました。「こどもの国駅」から徒歩すぐなので便利です。
~今回はこどもの国を体験レポ風にご紹介~
<目次>
- ①こどもの国駅
- ②正面入口
- ★入園料
- ③遊具広場
- ④ミニSL太陽号
- ⑤園内バスあかポッポ号
- ⑥なかよし広場
- ⑦110mローラーすべり台
- ⑧ビッグローラー
- ⑨せせらぎ広場
- ⑩おとぎの広場
- ⑪キュービックランド
- ⑫こども動物園・ポニー牧場
- ⑬モーモードーム
- ⑭のりもの広場
- ⑮中央広場
- ⑯正面入口広場
- ★本日の行程
- ★駐車場
- 基礎情報
①こどもの国駅
電車の場合、東急田園都市線の長津田駅からこどもの国線へ乗り換えます。
なんと電車が牛にラッピング。その名も『うしでんしゃ』。かわいいですね。2020年3月31日までの約1年半の期間限定だそうです。
こどもの国線は、2両、2駅しかない路線(所要時間7分)で、車窓から山、川、田園風景が見渡せ、なんだか昔懐かしい感覚になります。
こどもの国線は 、横浜高速鉄道が線路を保有し、東京急行電鉄が旅客の運送を行っているので2社の社名が表示されています。通勤路線化に伴い、こどもの国協会から横浜高速鉄道に譲渡されたんだとか。
②正面入口
こともの国へ到着しました。正面入り口。ここで入園料を支払います。
★入園料
非常にリーズナブルですよね。お父さんの財布にやさしいです。
今回は園内を左側から時計回りにぐるっと周ることにしました。行程を下部の地図に掲載しましたので、参考にしてください。(所要時間3時間)
③遊具広場
まずは正面入口入って左手にある遊具広場。
タイムトラベルをテーマにした広場で恐竜や動物でいっぱいです。小さなお子さんでも楽しめるようになっています。
むかしまたはみらいへのトンネルをくぐります。
いろいろなタイプのすべり台を楽しめます。この他、ターザンローブやタイヤのブランコが小学生に人気です。
④ミニSL太陽号
次に見えてきたのが「ミニSL太陽号」。
ソーラー発電で動いているので「太陽号」。1周335mを約5分でまわります。大人も子供も一律200円。
⑤園内バスあかポッポ号
「ミニSL太陽号」の乗り場前に「園内バスあかポッポ号」の始発乗り場もあります。
1時間に1~2本なので、乗るタイミングを見計らいましょう。こちらも200円。
園内を1周しますので、園内に何があるのかを確認したい、風景を手っ取り早く楽しみたい場合にお薦めです。 一周約30分。
⑥なかよし広場
遊具広場を北上するとなかよし広場があります。
クマさんが出迎えてくれます。
ここは小学校低学年、幼児向けの遊具が充実しています。2018年3月にリニューアルされたばかりなので非常にきれいです。右上の写真は3歳未満児のため遊び場「すくすくアイランド」。フェンスで囲まれているので安心です。
知育遊具もいくつかありました。感心したのがこの遊具。お互い逆方向に向いて話すのによく聞こえる!パラボラアンテナの電磁波が一点に集まるのと同じ原理ですね。みなさん親子で「聞こえる~?何で~!?」という会話が弾んでいました。
巨大迷路。抜けられるかな。
⑦110mローラーすべり台
全長110mで横浜で一番長いローラーすべり台。超ロング!
大人気で20分くらい待ちましたが、気分爽快です。大人でも滑れます。
お尻をついて滑ると、大人は結構お尻が痛い。。しゃがんで足裏だけ付いて滑ると、かなりのスピードが出ますよ~
⑧ビッグローラー
休業中のプールを利用して、プールの上を浮き具の中に入ってぐるぐる回って遊べます。
お金(1回5分500円)がかかるためか、それほど混んでいませんでした。6歳未満は保護者の同伴が必要ということで、私も中に入るハメに~
バランスをとるのが難しく、立っていられません。前に後ろに何回も転がされました。。子供たちはめちゃくちゃ楽しかったようなのでよしとします。水はかかったりしないので濡れません。そこは安心。
⑨せせらぎ広場
3~10月の期間に水遊びができます。じゃぶじゃぶ池ですね。
この日は10月下旬でしたが、既にやっていませんでした。ちょっと寂しい感じですが、真夏は子供たちでいっぱいになります。
⑩おとぎの広場
メルヘンチックな広場です。幼児向けの遊具もあります。
アスレチックの階段を登ると大きなすべり台が滑れます。
ここからトンネルを経由して西側のエリアに入ります。
真っ暗いトンネル。声が響くので子供たちが叫んでいました。
⑪キュービックランド
キュービックの中を上下右左縦横に進む立体迷路。入口からすべり台まで辿り着けるか。
見た目がカラフルで中がどうなっているかわからず、子供たちの興味をそそります。
⑫こども動物園・ポニー牧場
ポニーに乗ったり、うさぎ、モルモット等の動物に触れあうことができます。
乳搾りやバター・チーズ作り等の体験もできます。
⑬モーモードーム
こども遊牧場にある遊具。空気でふくらんだドームの上をぴょんぴょん跳んで遊ぶことができます。子供たちに大人気。小学生用と幼児用に分かれています。
うちの子は30分ぐらい跳ねていました。。
お父さんお母さんはまわりのモーモーベンチで一休み~
~おススメ!名物ソフトクリーム~
こどもの国牧場の名物のミルクソフトクリーム。ミルクの濃厚な味わいです。必ず食べてしまいます。ミルクプラントの売店では20mぐらい並んでいたのであきらめかけましたが、正面入口広場の移動販売車の方はそれほど混んでいなかったので食べることができました。
⑭のりもの広場
遊園地ほどではありませんが、ちょっとした乗り物が楽しめます。
ローリングサイクル、ヘリサイクル、おもしろじてんしゃ等、いろいろなタイプの自転車に乗ることができます。
今回は時間が無くできませんでしたが、次は丘のまわりを一周できるサイクリングをやりたいですね。
⑮中央広場
様々なイベントが開催される場所。花壇も整備されています。春は桜が満開となり、お花見ができます。
今日はフラフープの演技が披露されていました。
⑯正面入口広場
ここに唯一のレストランがあります。お昼時は込み合いますので早めに行かれることをお勧めします。
この広場一帯は落書きができるようになっていて、最後に落書きをして帰りました。手が緑色一色になってしまいましたが、水道があるので流せます。いろいろな芸術?が描かれていました。
★本日の行程
以下の行程で周りましたので、参考になさってください。
午後いっぱい遊びましたが、全ては回り切ることはできませんでした。目的、年齢に合わせていろいろ楽しめる公園になっています。この後スマホの万歩計を見たら、1万歩も歩いていました!いい運動にもなりました。
★駐車場
正面駐車場(900台)。駐車場料金は1日900円です。休日は午前中早めに行かないと駐車場待ちの渋滞に遭いますので早めに到着することをお薦めします。
基礎情報
遊具充実度:★★★★★
広さ:★★★★★
駐車場:有
トイレ:有
所在地:227-0036 神奈川県横浜市青葉区奈良町700
東京タワーの眺望抜群!日本の歴史を感じられる日本で最も古い公園『芝公園』in 港区
増上寺と東京プリンスホテルの周りに環状に広がった公園。三田線の芝公園駅か御成門駅からすぐ。
芝公園の南西から撮った東京タワー。今でも東京のシンボル。
~芝公園駅から御成門駅へ時計回りに歩いてみました(所要時間約1時間)~
<目次>
①銀世界の梅林
公園の南東にある約70本の紅梅・白梅の梅林。「銀世界」の梅とは、梅屋敷に咲く白梅の景色がとても素晴らしかったことから、その名が付いたそうです。見頃の時期は2月中旬から3月上旬。
②芝丸山古墳
公園の南に位置する、全長110mの都内最大級の前方後円墳。
③伊能忠敬測地遺功表
古墳の頂上にある、伊能忠敬の功績をたたえた「伊能忠敬測地遺功表」。ここに建てれれたのは、伊能忠敬の測量の起点となったのが、芝公園近くの高輪大木戸であったことによるとのこと。
伊能忠敬と言えば、初めて日本地図を作り上げた人ですが、天文の勉強を始めたのが50歳の時、55歳から日本全土を歩いて測量を開始し、17年かけて日本地図を作り上げ、73歳で生涯を閉じたということですから驚きです。
人間引退なんてものは無く、最後まで勉強や仕事、社会貢献できることがあるのではないかということを思い知らされたような。今の世の中は、若い時に猛烈に仕事をして、引退してのんびり過ごすのが普通ということがある意味変であって、社会の既成の枠組みに囚われてしまっているだけなのではないかと。年を取るにつれて、自分のできることに制限をかけてしまっている自分にも戒めにもなります。
2018年は伊能忠敬のちょうど没後200年ということで、たった200年前に地図を作るのがどれだけ大変か、それをやり遂げたことに頭の下がる思いです。
④もみじ谷
東京タワーの真下にある、一帯にモミジが植えられた樹林で、秋は紅葉スポットです。見頃は11月中旬から12月上旬。
残念ながら、平成31年度末まで改修工事中だそうです。「景観の復元」「魅力ある空間の構築」「快適安全な整備」を目的としているそうで、改修後が楽しみですね。
遊具のある広場は3か所です。
⑤のびのび広場
東京タワーから一番近い遊具のある公園です。東京タワーを眺めながら遊べます。運動遊具が充実しており、懸垂やつり輪、バネ付平均台、バスケットボールゴールのようなリングネット等があります。他にも子供用のすべり台やスプリング遊具あります。
⑥児童遊園
公園北側にある児童向けの遊具広場。御成門駅からすぐ。複合遊具とブランコ、すべり台。 主に幼児向け。
⑦健康歩道
公園南西にある体力測定ができる歩道。懸垂、立位体前屈、立幅跳び、腕歩行、垂直飛び等の5項目・9種類の運動器具があります。公園で自然を感じながらランニングをして、体力も鍛えることができるという一石二鳥ですね。
⑧多目的運動広場
公園北側に広い広場もありますので、ボール遊びなんかもできます。
~本日の行程~
以下の行程で周りましたので、参考にしてください。
スタート:芝公園駅→①→②→③→⑦→⑤→④→⑧→⑥→ゴール:御成門駅 (所要時間約1時間)
~歴史~
芝公園は、日本で最も古い公園の一つで、明治6年の太政官布達によって、上野、浅草、深川、飛鳥山と共に芝の5カ所が、日本で最初の公園として指定され、以後の公園造成のさきがけとなった。当初は増上寺の境内を含む広い公園だったが、戦後の政教分離によって境内の部分が除かれ、環状の公園に。園内には古墳時代の史跡から江戸や明治期の名残を残す樹木など、日本の歴史を感じることができます。
明治になって公園という概念が 導入され、みんなが憩いまたは楽しむためのスペースが確保されたことに意義があると思うのですが、昨今の安全性、プライバシー等のために制限された場所が多くなるにつれて、無料で誰でも利用できる公共的な空間としての公園の重要性がますます高まってくるのではと思っています。そのためには、公園をもっともっといろんな人に利用してもらえるよう整備し、リアルなコミュニケーションできる場として活用したいですね。
駐車場はありませんが、地下鉄駅からすぐ。
基礎情報
遊具充実度:★★★☆☆
広さ:★★★★★
駐車場:無
トイレ:有
所在地:〒105-0011 東京都港区芝公園
二子玉川の歴史が感じられるスポットを歩いてみました『砧線跡歩道』~『谷川緑道』~『二子橋の親柱』in 世田谷区
ここ最近急激に様変わりしている二子玉川。特に駅の東側は、ライズショッピングセンターをはじめ、楽天本社、タワーマンション 二子玉川公園などが新しくできて、おしゃれな街として人気スポット化しています。しかし西側、玉川高島屋を過ぎた周辺は、まだまだ昔懐かしい街並みが広がっていて、二子玉川の歴史を感じられる遺跡やモニュメントが数多く残されています。今回はこの二子玉川の西側周辺『砧線跡歩道』~『谷川緑道』~『二子橋の親柱』を歩いてみました。
~二子玉川の歴史が感じられるスポットをご紹介~
<目次>
砧線跡歩道
現在廃線になっていますが、昔東急砧線という二子玉川から砧本村までの2.2kmを結ぶ鉄道が走っていました。砧線は、砂利の運搬を目的として1924年に誕生し、その後住民の足としても利用され、1969年に廃線となりました。約50年前ですね。単線路線で、二子玉川園・中耕地・吉沢・大蔵・砧本村の5駅ありました。
現在は、砧線跡歩道として整備され、所々に線路跡や記念碑等が見られ、昔を懐かしむことのできる遊歩道になっています。
二子玉川から砧本村まで①~⑦の順に砧線跡を歩いてみました。30分程の行程になります。
①二子玉川駅からカーブするあたり
線路の柵に使っていたもの?ではないでしょうか。
246高架下。線路跡をうまく使っている歩道・自転車道。
②中耕地駅跡付近
電車の絵でこっちにきて!と誘われているようです。矢印の方向に進んでみると
少し歩いたところに駅の絵がありました。懐かしいですね。昔は電車と言えばこの駅舎、線路、電車のイメージ。
近くに記念碑が。次は吉沢駅のようですね。昔の駅名表示もこのような感じだったのかな?
③砧線軌道跡碑
途中に砧線軌道跡の碑がありました。 電車が描かれています。座っている子供のモニュメントの意味は謎です。。
④鉄道レールで作られたガードレール
さらに先に進むと、
鉄道レールで作られたガードレール。石柱に描かれているのはやはり電車ですね。
砧線跡の説明版も。
⑤吉沢橋交差点の手前
線路跡をうまく使い、歩道、自転車道それぞれ左右で分かれています。ぶつからず安全です。以前はなかったので、最近整備されたようです。
⑥吉澤橋付近
説明のモニュメントがあり、このあたりに吉沢駅があったようです。橋の下を流れているのは野川です。この先で多摩川に合流します。
そのモニュメントの近くに砧線の電車のレリーフがありました。やっぱり電車の絵ですね!
⑦砧本村
橋からこの先は自動車用道路になっていて、線路跡や記念碑などはなく、しばらく歩きます。
終点の砧本村駅。今ではバス停に活用されています。昔の駅前広場ののようで、この空間だけ時が止まった感覚。まわりには当時のものと思われる柵や木柱も残されていました。
基礎情報
長さ:2.2km
所在地:〒158-0094 東京都世田谷区玉川三丁目、鎌田二丁目
この砧線跡の④付近でコンビニ裏の自動車道路を渡ると谷川緑道の入口があります。次にこの谷川緑道を歩いてみます。
谷川緑道
谷川緑道は、二子玉川駅から徒歩5分くらいの谷川を暗渠化した緑道です。玉川高島屋の裏手、商店街を抜けた先にあります。暗渠(あんきょ)とは、地下に埋設したり、ふたをかけたりして外から見えないようになっている水路のことです。
365メートルと短いですが、両側に草木があって川の面影があり、散策として楽しめます。
①北側出入り口付近
遊具がある広場。スプリング遊具と健康遊具がいくつか。春になると桜が咲き、お花見ができます。
②北側出入口付近から少し入ったところ
暗渠の石畳はこのような感じ。きれいに整備されています。
③中間あたりの直線部分
夕焼けで道が輝いているようです。
④南側の出入口付近
246の高架下に辿り着きます。この先の多摩堤通りを渡った先に野川と合流するところで実際の水路を見ることができます。
①~④の道順は以下のとおり。
~歴史~
谷川はもとは砧公園を流れる谷戸川の下流でしたが、徳川時代に作られた六郷用水(今の丸子川)に横取りされ、分断されて残った下流部分だそうです。今でも排水路として役割を果たし、246高架下で野川に合流しています。
基礎情報
長さ:365メートル
所在地:東京都世田谷区玉川3丁目24番~玉川3丁目34番先
玉川高島屋に戻り、246沿いを北に5分くらい進むと二子橋の親柱があります。
二子橋の親柱
二子橋の親柱という説明版がありました。
~歴史~
この2つの御影石の柱は、かつての二子橋で使われていた親柱だそうです。
親柱というのは、橋の欄干の端にある太い柱(橋の名前が彫られている)のことを言うそうです。よく見かけますね。
昔の渡し舟の時代から二子橋ができ(1925年)、電車を専用橋へ、そして幅拡張、二子橋建設から約50年を経て新二子橋建設(1974年)と人々の交通の求めによって風景も変わり、時代の流れを感じます。
花みずき広場
この近くに「花みずき広場」という246高架下の公園もありました。
入口は細長い形状。
フェンスに囲まれたボール遊びできる広場もあります。歩いて疲れたら、ここで一休憩。玉川高島屋が近いのでデパ地下で食べ物を買ってきて食べるのもグッド。
基礎情報
遊具充実度:★☆☆☆☆
広さ:★★☆☆☆
駐車場:無
トイレ:有
所在地:〒158-0094 東京都世田谷区玉川3丁目19
いかがでしたでしょうか。『砧線跡歩道』~『谷川緑道』~『二子橋の親柱』を巡ることで、二子玉川のここ最近の目覚ましい変貌だけではなく、人々の求め、社会の変容に合わせ、二子玉川が長い間かけて変わってきたことが実感できると思います。ここまでお付き合いいただきましてありがとうございます。是非、実際に足を運んでみてください。
2020オリンピックで再び脚光!サイクリングもおススメ 初めての自転車練習も『駒沢オリンピック公園』in 世田谷区
駒沢大学駅から徒歩10分のところにある大きな公園。駒沢オリンピック公園は1964年の東京オリンピックの第二会場として使われた会場を公園にしたもので、公園内には陸上競技場、体育館など12の競技施設、3つの児童公園があります。
駒沢通り沿いの階段。TVロケ地としてもよく使われます。
<目次>
オリンピック記念塔
駒沢公園の中央にあり、ランドマークとなっているオリンピックの記念塔。五重塔のようなデザインで高さ50mあります。公園の電気・ガス・水道・通信を管理、オリンピック当時は、競技をテレビの電波に伝えたり、観衆を輸送する交通を管制したりと管制塔として役目を持っていました。
自転車コース
駒沢公園内には、「サイクリングコース」「ファミリーコース」「チリリンコース」「チリリン練習場」の4つの自転車コースがあります。
「チリリンコース」
4~6歳の幼児を対象とした自転車コースで、補助輪なし自転車をレンタルでき、補助輪なし自転車の練習ができます。カーブやゆるい坂もあり、起伏に富んだコースで練習できます。1周約320メートル、1時間100円で30分毎に延長できます。
「チリリン広場」
3歳以下の幼児向けで、補助輪付きの自転車をレンタルでき、初めての自転車に最適です。専用のコースは無く、四角い広場で円状にぐるぐる回ります。1時間100円で30分毎に延長できます。
「ファミリーコース」
ファミリー向けの自転車コースで、「ペアペア」と呼ばれる四輪自転車(最大6人乗車可能(大人2・子供4))に乗ることができます。家族やグループでワイワイ楽しむのに最適。漕げるのは二人です。お父さん方頑張りましょう。けっこうしんどいです。1周約800メートル。最初の2周:210円、以降1周毎:100円
「サイクリングコース」
園内を周ることのできるジョギングコースと並行した全長約2.1kmのコースです。タンデムと呼ばれる二人乗り自転車をレンタルすることもできます。最初の1周:210円、以降1周毎:100円。
陸上競技場
収容人員20,010人のスタンド席を備え、芝生がきれいに整備されています。Jリーグの試合も開催されています。トラックがトレーニングルーム利用者に開放されている日もあります。この日は小学校の運動会が開催されていました。
屋内球技場
数年前に改築したばかりで非常にきれいです。バレーボールやバスケットボールの試合が開催されます。収容人員2,358人。
トレーニングルーム
陸上競技場のスタンド下にあります。
児童公園
駒沢公園には遊具のある児童公園が3つあります。りす公園・ぶた公園・うま公園です。
りす公園
南東にあるのがりす公園。
かわいいりすがお出迎え。
斜面をうまく利用したコンクリ製のすべり台。子供たちに人気。
ハシゴのようなうんていのような遊具。他にはブランコ、鉄棒、グローブジャングル等。
ぶた公園
北東にあるのがぶた公園。
かわいいぶたがお出迎え。
一番人気は中央のぶた。登って前か後ろから滑れます。他にもブランコやバランスをとってコンクリの上を渡る遊具などがあります。
うま公園
西にあるのがうま公園。
すべり台、ブランコ、砂場、鉄棒などの他に平均台のような長いコンクリの上をバランスをとって歩く遊具がありました。
案内図
駐車場
駐車場は広めのものが4つあります。環八側から来た場合は陸上競技場脇の「専用駐車場」か自由通り沿いの「第一駐車場」、目黒側から来たは屋内球技場脇の「第二駐車場」か「きりんさんパーキング」に停めやすいです。
基礎情報
遊具充実度:★★★★★
広さ:★★★★★
駐車場:有
トイレ:有
所在地:世田谷区駒沢公園、目黒区東が丘二丁目・八雲五丁目